フォークマニスパペットについて

　フォークマニスパペットは今から４０年ほど前にアメリカで誕生しました。ある母親が自分の子どものために作ったパペットを保育園に持っていったところ、園の子どもたちの大のお気に入りになったことがその始まりです。

　世界中の動物を中心に数多くのハンドパペットとフィンガーパペットがあり、大きさも動かせる部位もそれぞれちがいます。一見するとリアルなデザインのぬいぐるみでインテリアとしても楽しめます。動物の毛並みのようにさわって心地よく、そして何より動かして楽しいフォークマニスパペットの魅力は、「見て、さわって、遊べる、３倍の楽しさ」です。

　手を入れて動かすとフォークマニスパペットに命が吹き込まれ、思いがけないほど豊かな表情が生まれます。 子どもたち（もちろん大人も!!）の楽しむ心がパペットによって内面から引き出され、パペットを通して自由に表現されてきます。

　フォークマニスパペットを動かすことによって自然と対話が生まれ、周りの子どもや大人が引き込まれてしまう、そんな素直な楽しさとコミュニケーションツールとしての良さが高い評価を得ています。フォークマニスパペットは、保育園や幼稚園などの教育現場や、動物園や水族館、博物館等の動物解説の場面で、またセラピーのツールとしても活躍しています。欧米を中心に言葉を越えて世界中で愛されています。

　フォークマニスパペットの材質はポリエステル。実際の動物の質感にあわせるためにパペットの種類によってプリント柄や起毛の生地を使ってあり、手間を惜しまずカッティングや縫いあわせに工夫を凝らして立体感を出しています。使用する生地の品質も高く高級感があり、縫製もしっかりしています。毛足の長いシープドッグやヒツジのようなパペットもあれば、甲羅や皮膚の硬い質感がリアルなカメやワニのパペットなど、凝ったデザインは大人だって楽しめます。

　フォークマニスパペットは、世界標準ともいえるＥＵの製品安全基準に適合しています。パペットについているタグにはその証として「ＣＥ」マークがついています。